「モチベーションはどうやったら上がるのか?」
自分自身や所属団体のメンバーについて、誰もが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。特に、仕事の場面で悩まれる方が多いと思います。
モチベーションが高いと、仕事に対する前向きな姿勢が生まれ、生産性が上がったり、チームの協力やアイデアが増えたり、働く環境もより明るくなります。逆にモチベーションが下がってしまうと、業務に対する意欲が薄れてしまい、仕事に取り組むエネルギーも低くなりやすいです。
以下の図にも示した通り、成果・業績などの結果から求めるのではなく、まずは関係の質を高めることが、組織の好循環につながります。
そんな私も、サラリーマン時代にはモチベーションに対する認識が甘く、反省した経験があります。
営業職だった私の上司はバリバリの営業マンで、「他者との競争」「目標達成」「収入」がモチベーションの中心でした。私にとってそれらはやる気を高めるものではなく、ストレスの原因でした。私のモチベーションは「人や地域に役立つこと」「目的を持って働くこと」「メンバー全員が楽しくイキイキ働ける環境」でした。
しかし、私自身が管理職になった時、今度は自分の価値観や動機づけを部下に押し付けてしまいました。もし当時、モチベーションの源泉を理解していたならば、個々に合った声かけや伝え方、指示の出し方、叱り方ができていたかもしれません。そうしていれば、会社を辞めずに済んだ人もいたのではないかと強く感じています。
1.「内向き・外向き」のモチベーション分類
モチベーションが「自分の内面に向かう(内向的)」ものか、「外部環境や他者に向かう(外向的)」ものかを整理し、自分自身の内的な動機と、他者や環境に対する影響力を客観的に把握できます。
2.「静的・動的」のモチベーション分類
モチベーションが「落ち着きや安定(静的)」を求めるものか、「挑戦や行動(動的)」を促すものかを整理し、安定を求めるタイプと変化を楽しむタイプの違いを尊重したコミュニケーションが可能になります。
モチベーションやチーム作りに課題を持たれている全ての方々が「TeaMoモチベーションカード」を通じて、日々の生活や仕事に新たな活力と喜びが生まれることを心から願っています。
また、今回のプロジェクトを通じて生まれたご縁を大切にし、共に歩む仲間として、皆さまと一緒に新たな未来を描いていければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
※クラウドファンディング終了後は一般販売も予定しているほか、TeaMoシリーズ第2弾として「チームの相互理解を深める」ための拡張カードや追加コンテンツも開発予定です。
おかげさまで、目標達成、そしてネクストゴールまで到達することができました。スタート時は不安もありましたが、多くの方に応援していただき、このプロジェクトの価値を信じてくださったことが大きな力になりました。
ご支援いただいた皆さまには、現在リターンの準備を進めており、順次お届けしてまいります。TeaMoモチベーションカードが、皆さま自身のモチベーションを見つめ直すきっかけになったり、周りの人との対話を深めるツールになったりすれば嬉しく思います。
このプロジェクトはここで終わりではなく、モチベーションを大切にする文化を広げていく挑戦の始まりだと考えています。これからもTeaMoの活動を温かく見守っていただけると幸いです。
改めまして、ご支援・応援いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
感謝を込めて。
一般社団法人 日本チームモチベーション協会
共同代表 小倉嘉夫